2009年 02月 20日
新玉ねぎのうつわ・増渕篤宥さんのうつわ |
この器は宮崎県で制作されている増渕篤宥さんのもの。
芦屋のbontonさんで個展をされたときにいただいたものです。
ちょうどラッキーなことにご本人もいらっしゃってお話もさせていただきました。
ナイーブという言葉がぴったりな繊細な印象の方で、工房のことなど
お話くださいました。
小耳に挟んだのですが、永谷園のCMに増渕さんのお茶碗が使われていたそうです。
この時期、お店には「新・・・」「春・・・」というキャッチの野菜たちが
ようやく出番!とでもいうように一斉にお目見えします。
この器を手にしたとき、新たまねぎみたい!まだ出たてで皮が薄く、
ところどころ剥けていてつるんとしている・・・
画像だと透明の釉薬が薄くかかっていてところどころふちに溜まりがあるのが
分かりづらいのですが、筋のぐあいといい光沢といい、まさに新たま状態です。
ボウルのようにコロンとしたフォルムもまた愛らしい。
春の定番、菜の花のからし和えを盛ってみました。
控えめに盛り付けるとそこから春の気配が感じられます。
by utsuwabiyori
| 2009-02-20 08:35
| うつわのこと