2009年 02月 19日
雲井窯の土鍋 |
以前、仕事で料理研究家の飛田和緒さんとご一緒した時、ご自宅にあった土鍋。
土鍋のみならず、先生のこだわりの台所道具たちはご自身の本の中でも、
雑誌の特集でもよく登場し、存じてはいたもののこの土鍋の実物を見たのは初めて!
撮影の合間の休憩時間にその土鍋で炊いたご飯で塩むすびを作ってくださり、
美味しさに瞬間ノックアウト!これは土鍋だけでなくお米の違いか?お水の違いか?
はたまた火の加減か?などと質問攻めにしてしまいました。
その頃私は伊賀の丸柱で作られた「かまどさん」を愛用していました。日々のこと、
使うほどに自分好みの炊き方も心得、何より愛着がわいて大のお気に入りでした。
その後不注意から割ってしまい、ふと飛田先生の土鍋を思い出して信楽に出向いた折、
この雲井窯の土鍋をいただきました。(経緯が長くなりすいませんっ!)
見た目通りかなり量感があり、蓋もずっしりとしているので圧がかかって
ご飯がふんわりと美味しく炊けます。
火(中強火)にかけて湯気が出はじめてから弱火で約10分+蒸らし約10分で出来上がり。
まさに簡単、失敗知らず・・・
ちなみにこの土鍋は5合炊き用。その他2合、3合炊き用とあります。
こちらは同じ肌の耐熱皿。直火もOKで調理してそのまま食卓へ・・・
もちろん冬の定番グラタンやオーブン焼きもインパクトがあるせいか
ちょっとしたおもてなしの場でも大活躍してくれます♪
ぽてっとした質感とぬくもりある色が相乗効果で具材やソースを引き立ててくれます。
by utsuwabiyori
| 2009-02-19 00:11
| 道具のこと