2009年 11月 05日
奈良・正倉院展 |
11月3日。文化の日。
11月12日まで奈良国立博物館で開催されている「第61回正倉院展」に行ってきました。
今年は天皇ご即位二十年記念ということで、例年とはまた違った趣のものが出展されると
聞き、これは行かなくちゃ!会期も20日間と短い故、今日は祝日!混雑覚悟・・・
案の定、長蛇の列・・・着いたのが午後2時前。。約30分待ちでようやく館内に入れました。
中も人、人、人でごった返し、なかなか最前列までたどり着くは困難な状態。
それでも、どうしても見たかったいくつかは、人の波を待ってじっくりと拝見することが
できました。どれもこれも想像以上に素晴らしかったけれど、中でも感動したものは
平螺鈿背円鏡(螺鈿の装飾が施された鏡)、琵琶袋残欠(琵琶を入れる布袋)、金銀花盤
(ガラス、水晶玉が垂飾された花形の脚付きのお皿)、漆花形箱(花形の箱)、子日手辛鋤
農耕儀式用の鋤)などなど・・・です。
天平の時代にこのような技術が存在したこと。唐の影響を多分に受けた色彩、形、文様に
ため息ばかり・・・表現する上手い言葉が見つかりませんでした。
当時の文化を少し垣間見れた気がしました。
また、計帳など(現在でいう住民票?)は当時の租税を徴収するための資料も展示されて
いて奈良時代の社会の仕組みや一般の人々の暮らしへも思いを馳せることができます。
気がついたらもう、5時半。空は次第に薄オレンジから優しいパープルに変わっていきます。
遠くに興福寺の三重塔が切り絵のようにくっきりと静かに佇んでいました。
11月12日まで奈良国立博物館で開催されている「第61回正倉院展」に行ってきました。
今年は天皇ご即位二十年記念ということで、例年とはまた違った趣のものが出展されると
聞き、これは行かなくちゃ!会期も20日間と短い故、今日は祝日!混雑覚悟・・・
案の定、長蛇の列・・・着いたのが午後2時前。。約30分待ちでようやく館内に入れました。
中も人、人、人でごった返し、なかなか最前列までたどり着くは困難な状態。
それでも、どうしても見たかったいくつかは、人の波を待ってじっくりと拝見することが
できました。どれもこれも想像以上に素晴らしかったけれど、中でも感動したものは
平螺鈿背円鏡(螺鈿の装飾が施された鏡)、琵琶袋残欠(琵琶を入れる布袋)、金銀花盤
(ガラス、水晶玉が垂飾された花形の脚付きのお皿)、漆花形箱(花形の箱)、子日手辛鋤
農耕儀式用の鋤)などなど・・・です。
天平の時代にこのような技術が存在したこと。唐の影響を多分に受けた色彩、形、文様に
ため息ばかり・・・表現する上手い言葉が見つかりませんでした。
当時の文化を少し垣間見れた気がしました。
また、計帳など(現在でいう住民票?)は当時の租税を徴収するための資料も展示されて
いて奈良時代の社会の仕組みや一般の人々の暮らしへも思いを馳せることができます。
気がついたらもう、5時半。空は次第に薄オレンジから優しいパープルに変わっていきます。
遠くに興福寺の三重塔が切り絵のようにくっきりと静かに佇んでいました。
by utsuwabiyori
| 2009-11-05 08:41
| 日々