2009年 05月 31日
信楽 松本伴宏さんの工房 |
自宅から車を飛ばして40分・・・
信楽の松本伴宏さんの工房へ行ってきました。
朝の天気予報では、曇り、時々雨マークだったのにも拘わらず青空が広がって
清々しい五月晴れ!
広い敷地の一角にある工房。試作したもの、これから出荷するもの、
焼きあがったもの、仕上げをするもの。所狭しと作品が並んでいます。
松本さんは代々信楽焼きを営む家に生まれ、お爺様がいらした頃は従業員を70人
も抱えるほどの大きな工場だったそうです。
数年前に取り壊してしまいましたが、大きな登り窯もあり、敷地には釉薬を調合する
小屋、土の選別小屋など今も点在し、又、今松本さんが使っているガス窯の
100倍の容量の灯油窯が休むことなく稼動していたそうです。
これがその巨大な灯油窯。トンネルのようで、人が何人も入れるほどの大きさです。
その昔、信楽は、火鉢、植木鉢、鍋などの大きなものの需要が多く、よって窯も
一度にたくさん生産できるような大きなものが使われていたそうです。
現在は暖房器具も時代とともに変わり、ここまで大きな窯は早々使われることは
ないとのことです。
こちらが今、松本さんがご自身で作られている窯。
マキとガス両用の窯です。お爺様が使っていた窯の一部の耐火煉瓦を使って
モルタルで固め、自分仕様にサイズや大きさを調節しながら作り上げました。
7月くらいからこの窯で焼き始める予定!
今までとどのように違ってくるか楽しみです。
「信楽独自の伝統を守った手法や芸術を突き詰めていく柄でもないし、かといって
今風の最先端を追いかける風でもない。基本を大切にしながら自分らしさを
感じられるものづくりを心がけていきたい」とおっしゃっていました。
信楽の松本伴宏さんの工房へ行ってきました。
朝の天気予報では、曇り、時々雨マークだったのにも拘わらず青空が広がって
清々しい五月晴れ!
広い敷地の一角にある工房。試作したもの、これから出荷するもの、
焼きあがったもの、仕上げをするもの。所狭しと作品が並んでいます。
松本さんは代々信楽焼きを営む家に生まれ、お爺様がいらした頃は従業員を70人
も抱えるほどの大きな工場だったそうです。
数年前に取り壊してしまいましたが、大きな登り窯もあり、敷地には釉薬を調合する
小屋、土の選別小屋など今も点在し、又、今松本さんが使っているガス窯の
100倍の容量の灯油窯が休むことなく稼動していたそうです。
これがその巨大な灯油窯。トンネルのようで、人が何人も入れるほどの大きさです。
その昔、信楽は、火鉢、植木鉢、鍋などの大きなものの需要が多く、よって窯も
一度にたくさん生産できるような大きなものが使われていたそうです。
現在は暖房器具も時代とともに変わり、ここまで大きな窯は早々使われることは
ないとのことです。
こちらが今、松本さんがご自身で作られている窯。
マキとガス両用の窯です。お爺様が使っていた窯の一部の耐火煉瓦を使って
モルタルで固め、自分仕様にサイズや大きさを調節しながら作り上げました。
7月くらいからこの窯で焼き始める予定!
今までとどのように違ってくるか楽しみです。
「信楽独自の伝統を守った手法や芸術を突き詰めていく柄でもないし、かといって
今風の最先端を追いかける風でもない。基本を大切にしながら自分らしさを
感じられるものづくりを心がけていきたい」とおっしゃっていました。
by utsuwabiyori
| 2009-05-31 18:06
| 作家さんのこと